ブートレグ以上の…意義深い物語…漂う感動的な音楽
思い返していたわ。その日に何が起こったかを覚えてる。感じたことや、雨が絶え間なく空を覆い、その音色が音楽を包みこむ中でお寺に集まってくれた日本のファミリーのみんなとした分かち合いのこと。でもブートレグを見始めて、私はまた別の視点を持つ貴重な機会を得たわ。あの日の出来事を新鮮な方法で生きて、それに私の心の中の新しい場所を与え、そして私にその多くの贈り物を掴み取らせてくれる機会をね。
静かに美しい映像を見ていて、私は瞬間のシンプルさに感動し、部屋を漂うやわらかな安らぎに感激し、全ての笑顔とカメラでは捕らえられない全てのことに確実にとても敏感な閉じられた目に気付き、そしてまた、あんなにも誠実に表現をするAlexの表情にも感銘を受けたわ。彼は自分自身の物語を語り、あんなにも深い思い出を分かち合っていたの。今回、音楽はどんな感情も覆い隠せるほど大音量ではなかった。どんな真実にも影を投げかけることはできなかったわ。今回、音楽は全ての言葉、感情、Alexの唇を通り過ぎていく贈り物をより高く持ち上げていたの。私たちはミュージシャンとしてシンプルに、優しく、丁寧に、慎重に目の前で生まれる瞬間を揺らす揺かごを創ろうとしていた。苦しみや疑い、裏切り、孤独、探求、啓示、そして旅は時間をかけて理解し、掴み取り、自由に輝かせる様々な色で出来ているという現実についての曲を私たちみんなが聴いていて、その瞬間は勇気と愛でできていたわ…。鏡の中にそういうミステリアスな色が見えない?時々私はどんな鏡の中でも全ては見たくないの…。Alexは奇妙にも、私のものにもなりえる、あなたのものにもなりえる物語を歌っていた…。そしてもしも私たちにも自分の物語をさらけ出す勇気があるとしたら…。もしも私たちが自由と夢へのこの旅の中で、もう一歩前へ進めるほど自分を愛せる強さを見つけることができたなら…。そしてもしも私たちが信頼し、騒々しい音楽と騒音から抜け出し、光の中へ足を踏み入れ、自分たちを知ってもらい、触れてもらえたら…。
私にとってこのタイトル「隔たりの雨を走り抜け、ダイアモンドのような幸福の純粋な雫を捕まえる」は、私に逃げてしまいたい、隠れてしまいたい、自分を守って隔離してしまいたいと思わせるのと同じものや状況が、実際は新鮮な恵み、新しい考え、そして学ぶことのできるお告げだということよ。私は完全に間違っているかもしれない…。でも私にとって、違った文化や年齢や宗教を持つ人々を百年も建っているお寺に集めたライブ全体、私たちの平和な親交を脅かす以上に守ってくれていた激しい雨の状況、これらの全てのパラドックスが反対や妨害や対立が不可能を意味するものではないということ、希望、信じること、そして人生は私たちのいるどこからでも手が届くということをデモンストレーションしているの。
純粋な雫を捕まえる…私はそれを手に入れたいわ:)
Miss Isabel
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